めぐみの雨
私が勤めていた幼稚園では雨が降ると感謝してお祈りをしていました。
雨は、「神様が与えてくださっためぐみ」でした。
梅雨の時期にはうっとうしい雨の日ですが、一方で私の中では生物が生きていくうえで欠かせない大切な雨。
幼稚園の子供たちも雨は「めぐみの雨」と感じていたと思います。
そういう素敵な考えは自分の子供にも伝えたいと思い、雨が降ると「お花がよろこぶね〜」「草や木が喜ぶね〜」「虫さんも喜ぶかな〜?」なんてお話をしています。
雨の日はとっても憂鬱になりますが、そういう考え方をすればきっと喜べるはず。
だからイラストの中の男のと女の子も笑顔です。
子供って雨の日が大好きなんですよね。
長靴をはいて水たまりをバシャバシャと歩く。
そんなことが楽しいと思える子供たちを見ることも私の幸せです。